幸せへの道

「財を残すは下。業を残すは中、人を残すは上」
誰かがテレビで使ったらしく、この福沢諭吉の言葉が流行っている。
福沢諭吉ほど言行不一致の男も珍しいと聞くが・・・・
本当は、「財を残すは下。 されど財なくんば事業保ち難し」
「業を残すは中。 されど業なくんば人育ち難し」
野村監督がいくらいい選手を育てても、
その彼らが働く野球チームのオーナー会社が倒産したら
ノムさんが育てた選手には活躍の場は無い、つまり彼らはただの木偶の坊。
だから、基本中の基本は財なのだと彼は言いたかったのだ。
それを意図して、彼を一万円札に使ったとも聞く。
そう、万札は5千円札や千円札よりずっと価値があるから。
「天は人の上に人を作らず人の下に人を作らず」という福沢諭吉の言葉。
この言葉も人類普遍の平等を説くすばらしい言葉だと思ったら大間違い。
「人は生まれたときは平等であるが学問をする者は優れた人間となり
学問をしない者は劣った人間となるだから学問をせよ」という意味。
つまり、学業を修めても三流大学ではダメなのだ。
究極の選民思想を意図したきつーいお言葉だと思うべし。
諭吉はともかく、絶倫男は言う、
「学問や金より、巨根絶倫が一番重要だ」と。
諭吉はともかく、一流大学出は言う、
「絶倫より、学歴が一番大切だ」と。
諭吉はともかく、金持ちは言う、
「学歴人間より、金持ちが一番偉い」と。
そして何もない人は言う、
「心の綺麗なことが一番大切だ」と。
なーんだ、結局みんな幸せでよかった。
それなら、人それぞれのプライドを分かってあげよう。
あー、寝付けない秋の夜長の曼荼羅空想。

疲れたら箱根のザ・プリンスで温泉に浸かる。もう何度お世話になったか。

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