人口動態

今、一番好きなテレビ番組は日曜日の「田舎に泊まろう」
最近の企画では、安部麻美の無人駅シリーズが特に面白い。
半世紀前には駅員が10人もいたのに今は無人だというような駅が多い。
侘しい駅景色を見ながら、日本の将来が頭に浮かび、考え込んでしまう。
日本の人口が1億もいない時代に駅員が何人もいたのに今は無人?
炭鉱の町で今は廃鉱だからというならいざ知らず、そんな理由もないのに。
ということは、人口の都市への集中が原因なのだろう。
この現象は今も進行中で、今に無人駅ならぬ無人村が日本中に出現する。
そんな止められない流れの中で、郵政民営化が行われた。
人口が半減し、生き残っている僅かなお年寄りのために郵便局を残すべきか。
あの大嫌いな亀井が、声を大にして言う、「残すべきだ」と。
何でも市場原理主義がいいとは言わないが、
一日に数人の利用者のために何千万というお金をかけて郵便局を維持すべきか。
もちろん、日本全国となれば、莫大な国家予算を必要とする。
それでも彼は言う、「弱者を見捨てるな」と。
疲弊した国家の細々とした予算の中の多くを弱者に割り振る。
言っていることは美しい、票も取れる、また大臣にもなれた。
結果、日本は益々弱体化し、挙句の果てに国民総弱者になってしまう。
どうせその頃、私は死んでしまっている。
でも、やっぱり悔しい、愛する日本が沈没していくのは。
偉大な政治家が現れ、この国の将来を何とかして欲しい。
振り返って、港南区のお隣、栄区の桂台南、北、東、西地区。
メインストリートを通るたびに、店が一軒、また一軒と消えていく。
土地は坪50万以上しているから街はまだ死んでいない。
(長沢の海辺の土地の方がずっと高い、土地って面白い)
しかし、お年寄りが多く、往時の活気は全くなく、いずれ死んでしまう。
天下の横浜でも、こんな団地があちこちに出現し始めた。
日本中で起きている無人村化の都会版なのだろう。
つまり、若者はこんな不便な団地から逃げだし、駅の周辺に越していく。
不動産活用の観点から言えば、「この流れはどうにも止められない」
人口動態を見れば、今後どこに投資すべきかが見えてくる。

開発の進む横浜駅周辺、やっぱり桂台よりはこっちがいい。

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人口動態 への2件のフィードバック

  1. ekatuki のコメント:

    明日ですよね?15時了解です 自分も店にいます

  2. takagi のコメント:

    楽しみにしています。

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