楽々人生への道

ホリエモンに学ぶ
ホリエモンの書き下ろし「徹底抗戦」に興奮した。
彼が片腕と信じた「宮内亮治」の横領疑惑の章では
塾時代の従業員Hの授業料横領事件を思い出し、
改めて妬みの恐ろしさに体が震えた。
ホリエモンが広島6区で戦った亀井静香の下りでは
「復讐の鬼と化した男」の行動原理を学んだ。
彼はもう政治家ではなく、堀江と小泉への復讐に生きている。
亀井は怨念で小泉批判を繰り返しているだけで、
「日本を良くしよう」なんて微塵も考えていないようだ。
日本の検察制度の恐ろしさを知り、背筋がゾッとした。
捜査・逮捕・起訴まで出来る検察庁のしくみが天下りとも繋がり
一度睨まれたら、もうどうにもならない世界があるという。
何も悪いことをしていない人間でも簡単に犯罪人にされてしまう。
検察上がりの弁護士が多いのはそんな検察制度の産物だったのだ。
彼らに顧問弁護士として天下って貰ったら、御社も安泰かも知れない。
検察とマスコミのただれた関係にも驚愕だ。
酒井法子事件のマスコミ報道がどういう経路で作られるかも知った。
なるほど、これでは例え冤罪で捕まったとしても、もう立ち直れない。
検察はリークを通して世論を操作している。
保釈金、弁護士選定法など興味ある話に食事も忘れた。
彼の言い分が正しいかどうかは分からない。
ただ、力のない小市民は大人しく目立たず楽しく生きた方がいい。
悲しいことだが、年をとったら長いものには巻かれた方がよさそうだ。
兎にも角にも、書かれている内容は面白いだけでなく、
この理不尽な世の中を生きていく上でかなり役に立つ。
定価千円、お値段以上でニトリのような本だった。

大好きな御用邸前の海

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