楽々人生への道

大局観
経済の変化が激しくて、ついていくのが大変だ。
この正月には不景気対策と称して、世界中で金利が緩んだ。
しかし、もう中国では景気の過熱感から金利調整局面だという。
昭和の時代なら金利下降局面は少なくとも2年近く続いたのに。
私は、一貫して21世紀は中国の一人勝ちだと唱えている。
だから、こんな小さな動きで一々中国株を売るつもりなど毛頭ない。
「ナンピン買い下がり」方針一辺倒だ。
もちろん、今年だけでも利食いでかなりの甘い汁を吸っている。
日本の不動産市況もその価格変動サイクルが早くなっている。
横浜駅西口で、買ってから3年で5割も上がった土地もあるが、
一番高値で買ってしまった中区の土地は3割くらい下がった。
買った動機が「近隣の大型開発」だから、それほど心配はしていないが・・・
あれから1年、もう底値感が出てきたようだ。
だから、今が買いのチャンスであることに間違いはない。
ただし、日本では東京中心部と横浜中心部だけしか望みはない。
人口減少時代、それ以外の土地で値上がりするのは特殊地域だ。
そう、中国人が目をつけている場所なら有望だ。
秋葉原のラオックスは中国資本傘下に入り、中国人で溢れかえっている。
そう、店員の多くが中国人だからだという。
ということは、秋葉原の土地は買いだ。
横浜中華街近辺も面白い。
この近辺のワンルームマンションは中国人の需要が底堅い。
この流れは絶対に止まらない。
スキー場でも中国人スターがよく行く所は買いだ。
男子ゴルフが石川遼君一人で盛り上がるようにスターが火をつけると凄い。
だから、スターが行き、中国人スタッフが多いスキー場は今後かなり有望だ。
20年後、スキー場は経済的には中国の一地方になっている筈だ。
そのとき、日本の観光地はかなり面白いことになっている。
なぜなら、車のコピーは作れても、気象と地理のコピーは作れないから。
そして、そんな目で不動産市況を見れば、次の時代も勝者になれるだろう。
時代は大局で見た方がいい。
ニュースをくまなくチェックしている勉強家にはこの大局観的先見性はない。
小さなニュースと大きな流れの両方を識別するのはとても難しい。
大きな流れを外さない程度の怠け者の方が勝ち組に入れるような気がするが。
私は中国情報を日本の銀行の北京と上海の支店から得ている。
彼らは実に正確に流れを掴んでいる。
情報ソースは宝の源泉だから、大切に育てている。

カテゴリー: 不動産・ビジネス パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です