幸福実現法(42)

因果応報 
 鎌倉プリンスの朝食バイキングに誘ってくれる友人がいる。
そこの美味しい食事を頂きながら聞く彼の老後の設計は羨ましいほど完璧だ。
だから、彼の話を聞くとがっくりする人もいるかもしれない。
彼は一流企業のサラリーマンで、年齢は54歳。
彼とはよく人生論を話すのだが、今日の話は老後の生活設計。
その話の中心は今問題の年金。
定年退職すると厚生年金が20万、企業年金も20万、個人年金が8万。
これは、彼が退職後に手にする毎月の年金額だという。
更に、今住んでいるマンションを月15万円で貸すから毎月の収入は65万円。
そして定年後は、親の残した千葉の田舎の一軒家に住むというのだ。
ローン返済のない手取り65万円の収入と親が田舎に残した一軒家。
実に羨ましい話だが、死ぬまで手に入るのは厚生年金とマンション家賃だけだ。
それでも、75歳からの37万円は十分すぎる額だ。
これほどまでに完璧な老後を設計している人に出会ったのは初めてだ。
私のような不安定な自営業者には一体どんな老後がやってくるのか?
絶対に言えることは、お金があるときに家作の一つも買っておくことだ。
やっぱり、人生はしっかりと生きなければいけないなーとつくづく思う。
軽薄に生きて、
読書三昧に生きて
一人天下で生きて、
何も考えずに生きて、
飲んだくれて生きて
女遊びをしまくって生きて
老い支度をしないで生きて
飲み屋で自慢話をして生きて
先人に何も相談しないで生きて
精一杯仕事に打ち込まない毎日を過ごして
年老いた己の不幸を「世の中が悪い」と他人のせいする人生は余りにも寂しい。

花の一つ一つに思い出がある。クリスマスローズにも・・・

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