幸福実現法(36:老後の趣味)

愚痴の気
還暦過ぎに多くの人が育てているのが愚痴の気。
この気が家に充満するとかかる病があの恐ろしい「うつ病」
一度かかると、周りの人にも大変迷惑な病だ。
愚痴の気が育ちすぎる原因にはいろいろあるが、多くは有り余る暇。
これに金欠病なんかが重なると更に育ち過ぎ、病がひどくなる。
最近、裕福な友人の奥さんは「店」を持つことでこの病を克服した。
子育てを終え、50代に抗うつ薬を飲みだした彼女。
最初は愚痴ばかりの毎日で旦那を困らせていただけだが、
そのうちに、大声で騒いだり突然泣き出したりとかなりの重病に。
しかし、旦那が彼女のために目黒にブティックを開業、
それを還暦のお祝いとして彼女に任せた途端に大変身。
それから3ヶ月、あっという間に薬から開放され、
今では、嘘のように明るい素敵な奥様に変身。
このときに思った、「人は考える葦」ではなく
「考えないではいられない葦」なんだと。
だから、頭を使わせることが愚痴を言わせない最高の手段だったのだ。
体の自由が利かなくなった人が頭を使うのにぴったりなのが「株」
「痛い、死にたい」の愚痴ばかりの毎日だった友人も株を始めてからは
こんな言葉をあまり使わなくなって、前向きに生きるようになった。
こうなるとリハビリの成果も一段と上がるというから摩訶不思議。
もちろん、熱くなりすぎて家を売る羽目になっては元も子もない。
「300万円だけ」という感じで金額を決めて、楽しみでやるのがいい。
店も株もまとまったお金が必要だが、お金の要らないのが編み物や読書。
日がな一日、陽だまりで「編み物」や「読書」をすると、思考が止まってしまうらしい。
読書好きには恐縮だが、読書に思考停止の薬効があるのを知っている人は少ない。
医者から聞いた話だが、歩けなくなってからの明るい毎日には最高の薬なのだそうだ。
思いっきり頭を使わせるか、完全に思考停止状態にするかが治療法という訳だ。
老人ホームではそんな治療法を知らない人ほど暗い毎日を送っていると聞く。
若いときとは違う「老後専用の趣味」を考えておくことも大切なのでは。
さて、私のサイクリングの次の趣味は何にしようか?
「ヒルオケ」には行きたくないし、酒は嫌いだし・・・

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