還暦を過ぎれば、身体のあちこちに老化のサインが現れる。
カルーセル麻紀(68)の閉塞性動脈硬化症も老化の代表的な病気。
私の右足もカルーセルと同じような醜くいサインを見せていた。
あれは3年前、ふくらはぎに変なこぶが出現。
友人に見せると急に笑い出す、
「顔は若くても、体は立派な年寄りだわ」
聞けば、これがあの有名な下肢静脈瘤なのだと。
以来、薬に頼らず、俺流で治すことに専念。
最近では、人に見せても恥ずかしくない程度に改善され、
プールでも、足のことなど何も気にしないで泳いでいる。
あれは6年前、MRI写真で「動脈硬化」との診断。
42歳までの仕事中心のひどい食生活で、血管がかなりやられたのだ。
しかし、今では、その汚く老化した血管もかなり美しくなっている筈。
だって右足ふくらはぎがこんなに綺麗になったのだから・・・
耳鳴り、飛蚊症などの老化サインに出会う度に決意した。
「よし、これを克服してもっともっと元気になってやる」
我が健康史では、こうした悪いサインはVへのきっかけになってきた。
そう、今では耳鳴りもしないし飛蚊症でもなく、背も縮んでいない。
毎朝、本当に元気に目覚める。
現在の私の老化対策はかなりマニアックである。
第一は、身体を錆びさせないための抗酸化物質の積極的な摂取。
つまりは、総合ビタミン剤と鰯の大量食い。
第二は、若さホルモン分泌促進のためにたまねぎの大量食い。
第三は、元気ホルモン分泌のために、暗い話しをする人間を遠ざける。
第四は、骨と筋肉のいい関係を作る。要するに毎日のストレッチと
カルシウム、コンドロイチン、コラーゲンなどの摂取。
第五は、血管血流対策は、青い魚の大量食いかその手のサプリの摂取。
血流は野比の健康サロン開業時に購入した磁気シャワーの使用。
もちろん、毎日たくさんの野菜も食べている。
あの日以来、朝のグレープフルーツもきちんといただいている。
10年前に始めた特製ドリンクのように、やり始めると結構長続きする。
これで早く死んだら、笑ってやって下さい。
「あいつ、見かけは若かったが、結局ダメだったな」と。
友人との「ホテルで朝食」ライフに新たに加わったJALのホテル。
1500円のバイキングは評点が80点。中華街のはずれにある。