斑尾悠遊

16:情報発信力

斑尾に近い白馬スキー場、シニアスキー客が激増し、
円高による外人観光客の減少を十分に補った。
斑尾と比べるとその変わり身の早さは数段上をいく。

斑尾は3年前、子供のリフト利用を無料にして
来場客数の増加では全国的にも上位にランクされた。
しかし、その成功の後、ヒットが出ていない。

今、リゾート繁栄のキーワードベスト3は
1.外人観光客   Cf.ニセコ、信州地獄谷温泉、
2.アジア系観光客 Cf.ハウステンボス、富士箱根
3.シニア観光客  Cf.湯布院、石垣島、白馬
浮気性の若者や減少し続ける子供を当てにしてはいない。

ニセコはここで商売を始めたオーストラリア人が
自ら本国に情報を発信して今日のブームを作った。
スキーだけでなくラフティングなどにも力を入れ
通年型のリゾート地に変身して、様相が一変した。

ハウステンボスは更生法適用後に買い取った新会社が
中国、特に上海と香港に情報を発信して集客に成功。
白馬は地元の人と役所が素早い対応をして
老人センターやその方面に強烈な宣伝をした。
小布施の発展が緻密な街づくりにあったように
湯布院は独特の街づくりに力を入れて成功した。

↑和食レストラン「ふるさと」から見る花火(毎週土曜日)

さて、我らが愛する斑尾はどうだろうか。
トレッキングブーム?に便乗して信越トレイルに力を入れている。
しかし、ちょっと地味な気がするし、夢がない。

もっと派手なブームを起こすにはスノーモービルがいい。
行き過ぎた環境〜ブームで反対者が多いのは分かるが
環境を大切にしているうちに村そのものが消えてしまう。
黙っていても昔開発された多くのリゾートが森に戻りつつある。
あの仙境都市がいい例だ、環境なんて騒がなくても自然は増えている。

「スノーモービルランドサッポロ」をご存知だろうか。
スノーモービルに乗って大自然に足を踏み入れたら
その幻想的な世界に誰もがはまってしまう。

取り組みが難しいからこそ、成功したらその果実は大きい。
斑尾を忍野村にしないように頑張りましょうよ。
斑尾の関係者の皆さん、やりましょうよ。

斑尾高原ホテル育ちの最後の切り札?社長さん、
頼みますよ、あの20年前の幻想的な斑尾を取り戻して!

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