←中央が斑尾高原ホテル。
左端がホテルマンション1号棟
左方向に順に6号棟まである。
右下の写真はタングラム&ゴルフ場⇒↓
↓左下の写真はタングラムのスキー場
斑尾で水道がひけている土地の値段は坪1万円台。
山では、水道が引けているかが評価のポイントだ。
だから、原野で水道がないと坪千円から数千円。
山を下りた麓の村でも、宅地相場は坪2〜3万円位だ。
知人は村はずれの千坪を2千万で買い、仕事に成功した。
車は用途別に高級車5台を屋根付きの車庫に入れ、
冬はスキー、夏はカヌー、週末は東京と贅沢三昧。
難しいのは、建物が建っている場合の土地値評価。
ほとんどの人が建てたときの建築費を忘れられず
絶対に買う気にもならない値段で売りに出している。
だから、斑尾に限らず多くのリゾート地には
売れ残って、廃墟のように朽ち果てていく建物が多い。
斑尾ですごく目を引くのは、傾いた大型ペンション。
バブル期に億単位の金をかけたであろう大型のペンションが
7千万円とか8千万円で売りに出ていることが多い。
かけた値段など買い手には関係ないから、当然売れない。
結果、あちこちで、廃墟のように傾いた建物が目に付く。
だいたい失敗したペンションの建物など無価値だ。
だから300坪の土地付きペンションでよくて1千万弱だ。
それをその10倍近くで売ろうとするから廃墟になる。
私のように何度も失敗していると、諦めが早い。
きっぱり諦めて、早々に次の事業に取り組む。
だから、億単位の失敗から2年で立ち直った。
今度、失敗したペンションオーナーを一堂に集めて
「諦めて二束三文で売ってしまえ」とレクチャーしたいくらいだ。
そうして新しい建物が建たないと、リゾート地に明るさが戻らない。
「早く、傾いたペンションを取り壊してください」