斑尾をマイ・リゾートとして早30年。
そこは世界に誇る観光地・信越の「へそ」
5月から、信越でのゴルフは天国での遊び。
斑尾は勿論、妙高、松が峰、名門・長野カントリー
斑尾から足を運んだゴルフ場は優に十を越す。
4.天国ゴルフ
斑尾の朝はことのほか清清しい。
顔を洗う水は、奥深い山の清流のようで
硬くひんやりとして、手に取った瞬間身が引き締まる。
7時に、早起きの兄が顔を見せる。
一緒にホテルのフロントまで連絡通路を歩く。
額田さんの車で一路、妙高サンシャインゴルフ倶楽部へ。
彼は地元の人で、裏道を知り尽くし
我々のいつもの道とは違ったアクセスだ。
まるで、奥入瀬渓谷のような所を川沿いに走ったりする。
勿論、「いい所でしょ」という彼らしいサービス精神から。
ここのメンバーになったのはその景色の素晴らしさ故。
妙高山の裾野に広がる雄大な本格派のチャンピンシップコース。
四季を通して絶景だが、特に、春の桜の頃は
ゴルフ場であることを忘れてしまう。
戦略的で、且つ自然との調和のとれたレイアウトは、
何度訪れても、初めて出会ったような顔を見せる。
ホールアウト後はコース内のホテル最上階展望風呂へ。
天然温泉に浸り、妙高山麓の大パノラマを堪能しながら
今日のゴルフの反省会。
腕に自信のある私もシングルの額田さんには敵わない。
彼の意見を兄と二人で神妙に拝聴する。
明日は兄と二人で松ヶ峯カントリー倶楽部に行く。
早速、「今日学んだアドバイスを生かして」と胸が躍る。
※兄が元気な頃を思い出しながらの追悼記。