斑尾をマイ・リゾートとして早30年。
世界に誇る観光地・信越の「へそ」が斑尾。
春夏秋冬、夢中で遊んだ信越の思い出が
私の心の中で、日増しにその輝きを増していく。
1:朝もやの白川郷へ
斑尾に着くと、すぐに地元の友人たちが遊びに来る。
彼らは農家の後継ぎで、野菜の差し入れが山となる。
そんな友人たちの一人と、「明日の早朝、白川郷へ行こう」という話に。
4時に斑尾を出て、豊田飯山ICから松本ICまで飛ばして50分。
松本からは梓川沿いの野麦街道を「女工哀史」を語りながら
奈川渡ダムまで登り、更に少し走って上高地との分岐を左に曲がる。
斑尾から何度も来た乗鞍スカイラインや白骨温泉を左にして更に山懐へ。
飛騨高山で一休みして、だらだらと下坂を惰性運転しながら走ると
東海北陸自動車道の飛騨清見ICに。そこから20分も走れば、
白川郷ICに着く。少し走って7時前にテレビで何度も見た白川郷に到着。
人の少ない自然な匂いする田や川べりの写真を撮る。
江戸期に建てられた「和田家」も内部まで見学。
築300年、現在も人の住む家の構造や歴史に感嘆。
※写真はワンクリックで拡大、更に拡大マークをワンクリックで再拡大可能
ここまで来て「飛騨牛」を食べないで
帰ることはできないと意見が一致。
飛騨古川駅の近くの「安福」に直行。
赤みが柔らかい本当の牛肉の上手さが
お喋りに疲れた舌を喜ばせる。
4時まで飛騨で遊び、8時に斑尾へ戻った。
北アルプスの壮大な紅葉も楽しめたし、
お腹も幸せだったしで、至福の一日となった。
斑尾は、信越遊びの基地としても便利だし
都会の喧騒から逃れる最高の桃源郷だし
スキーやトレッキングをするにも最適だしで
ここを薦めてくれた亡き兄に心から感謝している。
😆
(19.10.16)