ニュースの質と適量 

政治家批判をやめて半年、随分とテレビを見なくなった。
最近見なくなったニュース番組だけでも4本はある。
みのもんたの「朝ズバッ」 古館の「報道ステーション」等など。
どれもあまり信用できないと思うようになってしまったからだ。

原発を推進した正力家の日テレやフジテレビは特に見ない。
見ると逆に何が真実かを判断する勘が狂う気がしてならない。
今の時代は、信頼できるニュースソースを厳選する必要がある。

それやこれやで、浮いた時間は1週間で20時間以上にもなる。
更に、テレビ局の親会社が発行する新聞はもう3年間も購読していない。
今は、必要なニュースはネットを通じて己の意思で仕入れている。
これはと思うテレビのニュース番組は録画して寝る前に20分だけ見る。
こうして生み出した時間と倹約したお金の額はかなりの数字になる。

昔、政治家批判をしていた仲間の多くが自分の事業を潰した。
己の会社も発展させられないで天下国家を論じるのは愚かしくないか。
だから、その程度の人間との議論の時間も今は敢えて持たない。
政治家を批判する前にそんな自分を批判した方がいい。

7年前、違法駐車取締りの一部民間への委託が国会で議論された。
そのニュースにいち早く呼応し駐車場ビジネスに参入、かなり稼いだ。
本来ニュースはこうして利用してこそ意義があると確信している。
今、判断を求められている重要な問題は「原発疎開」か、
疎開すべきか否かを悩んでいる。

偉そうに政治家を批判していながら己そのものが冴えないようなら、
政治家やニュースに対する姿勢や考え方を変えた方がいい。
その意味で、ニュース番組を見すぎて時間を浪費した時代が悔やまれる。
原発事故後は、こうしてニュースの質と量について考えることが多い。


逗子海岸にあるお気に入りのレストランからの1枚

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