疎開

5年に一度くらいは重度のPCトラブルに見舞われる。
だから、重要な事務処理をするPCはネット接続をしていなし、
全てのデータは必ずバックアップをとっている。
プリンターも3台接続しているのでプリンタートラブルでも困らない。
そんなことから、PC関連トラブルで仕事が滞ったということはない。

しかし、大災害という意味でのビジネス環境にバックアップがない。
「関東が想定外の地震に襲われたら」と思うとぞっとする。
以前から、沖縄には何度も足を運んで事業用地を探した、
もちろんバックアップというつもりもあって・・・

今回の東北大震災では、己の備えの不十分さを反省した。
結局、沖縄にはまだ用地も購入していないし、
こんな年齢なのに、まだ10日以上疎開すると仕事が滞る。
それも少し悲しいことだと反省している。

そこで、今の自分にとって理想の疎開条件を整理してみた。
① 疎開可能な期間が最低1ヶ月くらい。
② 疎開地にも仕事があって、支社としても機能する。
③ 飛行機、電車、車など、アクセス手段が複数ある。
④ 疎開生活が快適である、よって田舎ではない。
⑤ 駅から5分以内で、周囲に都市機能がある。
⑥ 過去2千年、大震災が起きていない。
⑦ 冬の平均気温が最低3度、最高10度の温暖地


こんな条件の土地を探した結果、答えは高槻だった。
大阪と京都の中間で、どちらからも15分。
最初は滋賀の大津と思ったが、冬が寒すぎるし、田舎過ぎた。
その点、高槻は35万都市で、都市機能が全て揃っている。
当然だが、大阪も京都もマーケットとしては十分な規模である。

歴史的建造物は京都や奈良と同じで千年以上のものが多く、
大阪のようにゴミゴミしていないし、京都のように寒くない。
夏の夜、暑い大阪の空気が北摂から京都へ流れるので蒸すのが欠点とか。
でも、地元の人に聞くと、京都ほどの蒸し暑さではないと言う。

人気があるのか、駅近で売出し中のマンションも抽選になっていた。
運試しに抽選資格だけでもと、10万円の申込金だけ払ってきた。
その間に、もう少し調査を続行するつもりだ。


京都の歴史的環境に配慮したコンビニ。
セブンイレブンもなかなかいい仕事をしている。

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