趣意書

不動産投資に限らず
ビジネスに関する参考書はどれもとっつきにくい。
読んでいても面白くない。

塾経営をしているときには
所謂参考書を何冊か書いた。
特に、数学の参考書を選んで書いた。

そんなとき、「どうしたら実際に使ってもらえるか」
そればかりを考えていた。
開けたくならない本なんか何冊あってもただのごみ。
根性のない生徒でも、思わず手に取る本が書きたかった。
そんな思いで書いたその時の原稿は、今でも大切な思い出だ。

今回、不動産投資について
「法律の解説書でなく、成功の秘訣を書いて欲しい」と
友人から頼まれ、「それなら」と挑戦することにした。

始めに悩んだのは
「参考書形式か体験物語風か」の選択だった。
参考書形式なら、いくらでも素晴らしい専門家が書いている。
やはり、おっちょこちょいの私らしいのがいいと考え、
体験談を交えた、ちょっと失敗談風にすることにした。
これなら、多くの人が「俺でも出来そう」と思う筈だと考えた。

現行の法律をいくら詳しく、正しく知っていても
決して実社会のビジネス成功者にはなれない。
周りを見ればそれは誰でも分かると思う。
学者で成功者になっている人は本当に数が少ない。
それを念頭に、分かりやすさにポイントを置いた。

また、年金問題に限らず、不平不満を持っている人は実に多い。
しかし、それに対して手を打っている人はほんの一握りの人たちだ。
そして、実際にやっていることと言えば一番率の悪い株の投資だ。
不動産投資の方がずっと率がいいのに、面倒だと思っている人が多い。
だから、とっつきにくいと思わせないように書いた。

能書きばかりの学社肌の人間には株が一番やりやすいのだろう。
金融工学などという生産を伴わない馬鹿げた金儲けの理論が崩壊した。
働かざる者、生まざる者は滅びるに決まっている。
不動産投資は、土地の再生という生産性を伴っている。
だから私は買った土地で時代にあったビジネスをする。
だから私は不動産の転がしをよしとしない。
それも随所に主張した。

どう生きても一生は一回。
前向きに、自分で解決できることは自分でやって、
政治にあまり不満を唱えず、明るく実りある人生を手に入れたい。
本ブログの内容がそんな人たちに役立つものだったら正に本望だ。

写真説明:後世に残せるよな歴史的建造物を建てたい。

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