心を磨けば言葉が光る

久しぶりの教え子の訪問。
50代になろうという彼の顔が以前とは
打って変わって健康そのものに。曰く、
「先生のブログを読んで、食生活の大切さを
学んだので食事を変えたんです」と。
1月からジャンクフードを一切やめて、
栄養のバランスを考えた食生活を心掛けて
いると言う。

半年でここまで変わるのかと心底驚いて
しまった。それにしても、自分が健康に
ついてどんなことをブログに書いたのか、
すぐには思い出せなかったのでブログを
読み返してみた。

今年の1月3日に「エクソソーム」という
タイトルで確かに健康について書いていた。
去年は9月7日に「老化対策」で自分の
健康法に触れ、厚顔無恥にもアルギニンを
推奨していた。

そんなことを書いている自分が、今、
恥ずかしげもなく思っていることは、
「高校時代450人の同窓生の中では断トツ
一番に若々しい」と。そして、なんとしても
80歳まではこの若さを維持し、ゴルフ、
ウィンドサーフィン、サップ、テニスを続けたい。

私の若々しさを目の当たりにして、
この教え子も食生活を改善したのだから、
もうこの若さは私だけのものではないのだと
思い始めている。今はもう、多くの教え子の
期待を裏切るような不摂生なことは出来ないのだ。

そして、彼が更なる質問を投げかけてきた。
「今日伺ったのは、なぜ先生の事業はこの
コロナ禍でも業績を伸ばしているのか」と。
急な質問だったが、間髪を入れず答えられた。
常日頃から思っていることを言えばいいだけ
のことだったから。

「いつも、いつも世のため、人のために
生きているから。教育事業なら、子供たちに
幸せになれる力を身につけさせるにはどう
したらいいを考える。不動産事業なら、
どうしたら人が幸せになれる街を作れるかを
考える。飲食業なら、どうしたら胃と心に
優しいレストランをつくれるかを考える」 

決してお金を求める方法を考えるのではなく、
人を幸せにする方法を考えているんだと
話した。お金はその後からついてくる。
ついてきた分だけでいいじゃないかと。

更に、そうやって生きていると、
出てくる言葉も自然と周りの人を穏やかな
気持ちにさせ、言葉が輝きを増すんだよと
説いた。実際、私の13棟のビルが45年間
満室を続けているのも、決して偶然なので
はない。共に街を良くしようという私の
心意気に感じて、喜んで入居してくださる
テナントさんに支えられてやってきたのだ。
最近では、不動産屋の紹介で決まった
テナントさんは皆無だ。

つまり、心を磨けば言葉が光り、
言葉が光ればその光に人が集まり、
事業も上手くいくのだ。そんな私の話を
お土産に彼は家路についたのだが、
何故かウキウキした顔をしていた。

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