生まれつき人や物事に対して敏感に感じ過ぎて
精神的にダメージを受けやすい人のことをHSP
(Highly Sensitive Person)という。
私はかなり高度なHSPなので、苦しくなると
すぐに困難から逃げ出すことが習性として身
についてしまった。
例えば、学生時代にロスで暮らしたのも、
42歳で会社を売ったのも、引越しが30回を
超えたのも、嫌になった会からはすぐに退会
してしまったのも、全て苦しさから逃げ出す
ためだった。そして、それは私にとっての
素晴らしい解決法だった。
※いじめで自殺しようと考えている子供たち
を救う解決法がここにある。また、別の日に
詳細に書いてみたい。
HSPだから精神的には疲れやすいのだが、
だから人生で損しているとは思っていない。
むしろ、今の成功を手に入れたのもHSPの
お陰だと思っている。
もし、このHSPでありながら、図太く鈍感に
生きられたら(少し矛盾しているが)、
さぞかし素敵な人生が送れるのだろうと
考えている。では、どうしたらそんな夢の
ような人間になれるのだろうか。
HSPの人は、
① 感じたことをより深く思考して
しまうので疲れやすい。
⇒深く考えたくないときは、気分転換に
ゴルフやガーデニングやサーフィンなどの
趣味に走る。
② 人の仕草や言葉から刺激を受け
やすく疲れてしまう。
⇒人と会わないような生活をし、会議
などは気軽にドタキャンする。
③ ミラーニューロン(模倣細胞)
が活発なので共感と反共感が過剰になり
社会での共生が下手だ。
⇒社会の理不尽などにイラついたら、理不尽
なことを書き出して、この世は理不尽なしで
はやっていけないことを自分に言い聞かせる。
そして、最も効果的な治療法は、競争社会か
ら逃げ出すことだ。勝負を止め、向上心を
ほどほどにし、楽しく生きることに重きを
置き、残りの人生をのんびり生きていきたい。