批判しないで案を出せ!

新型ウィルス問題で世界が窮地に陥っている。
当然、それぞれの国が窮地脱出のための政策を
次々と打ち出している。

その政策は、強権国家と自由主義国家とでは
天と地ほど異なっている。強権国家の代表の
中国は3月8日時点で、患者の発生割合で日本や
韓国を下回った。実に羨ましい。

中国では、政府の繰り出す防疫対策に公然と
批判をすることは許されていない。だから、
中国は最終的には最初に防疫に成功する国に
なるだろう。

それに比べ、日本などの批判が自由な国では、
野党が言いたい放題の批判を繰り出し、政府の
対策が国民に素直には伝わっていかない。だ
から、その分、防疫的には、後れをとっていく。

批判が自由なことは、いかにも民主主義的で
素敵なことに思えるが、間違った民主主義が
国民に真の幸せをもたらすとは思えない。

野党は今、政府の政策は「後手、後手」と
批判している。しかし、20日前まで防疫など
ほったらかしで、「桜、桜」と国会の貴重な
時間を割いていたではないか。後手にさせた
張本人が、「後手」などと言う資格はない。

テレビである評論家が言った、「野党は代案を
出さないで批判ばかりしているから国民から
そっぽを向かれる」と。

と、もう一人の左翼評論家が、
「レストランで不味い時は、客はいくらでも
まずいと批判していいんだ。不味いものを旨く
するのは店の仕事だから」

一瞬上手なことを言ったと一同二の句を告げ
なかった。しかし、これは大間違いだ。
野党だって、法を作るレストラン側のメンバー
なのだ。野党にも不味いものを作っている責任
の一端がある。野党は客ではないのだ。

こんな支離滅裂な評論家がこの日本国をどん
どん不幸にしていく。国の幸福度は、国民の
政治に対する真剣さに比例するような気がし
てならない。つまり、国が衰える責任は国民に
あるのだと。

国民が、もっともっと勉強して、この国を良く
したい。そして、代案を出せる野党を育て、
ワンチームの空気を壊す批判だけは何とか止め
なければならない。

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