老後生活と知性

ホリエモンが刑務所に収監されてからも
メルマガで毎月数百万円稼いでいたのは有名
な話です。勿論、檻の中にパソコンなど持ち
込めないのに・・・

彼には、収監される前から1万人のメルマガ
読者がいましたが、収監後にそれが5割近く
増えたというから驚きです。勿論、原稿は
紙ベースで檻の外の人に渡され、それが
アップされていたのですが、それにしても
知性のある人は、どんなときにもチャンス
を逃さないのですね。

最近、老人ホームを訪れる機会が増えたの
ですが、そこで目にする光景で一番印象的
なのは、生き生きとした老人と目が死んで
いる老人との余りの違いです。

私が訪れる老人ホームには自立して生活できる
人も多いのですが、やはり主流は車いすの人
たちです。そんな車いすの老人の元気度の
違いが、知性から来ているような気がして
ならないのです。

監獄の中でも稼ぎまくったホリエモンは、
老人ホームで車いす生活を強いられても
きっと大活躍するのでしょう。

つまり、自由に外に出られないような老人
ホームでも、生き生きとしている人はかなり
の割合でパソコンを楽しんでいるんです。
勿論、本も読んでいますが・・・

ところが、目が死んだ人たちは、「ホームに
入れられた」という被害者意識で毎日を送って
いるからか、やることもなくテレビばかり見て
いるから目が死んでしまうのでしょう。

人間、死に方は選べませんが、どんな境遇に
置かれても、最後の最後まで生き生きと目を
輝かせていたいものです。それには、知性とか
知力が必要なような気がしてなりません。老人
ホームの車いす生活では、スポーツジムで手に
入れた腕力や脚力はあまり役に立たないようです。

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