大勢の教え子からアドバイスを求められる。
人間関係、仕事関係、男女関係・・・
どの相談にもベストの回答を心がけている。
あらゆる相談の中で特に多いのが進路問題。
つまり、将来進むべき分野に関する問いだ。
当然必要な情報は、その人の適性と生涯賃金。
例えば、教職につきたいという相談なら、
どんな先生がいいかを給与からも分析する。
この場合、教師別の平均年収などは必須情報だ。
大学教授⇒1千万弱
小中高の先生⇒670万前後
医師でも収入は色々。
美容整形医師⇒2千万前後※上は3~4千万
普通の開業医⇒2千万前後※上は4~5千万
一般的勤務医⇒1千万以上※上は2千万以上
歯科医師⇒700万前後※上は1千万以上
獣医師⇒600万前後
歯科技工士⇒450万前後
その他の資格の要る職業でも千差万別。
弁護士⇒1000万前後から数千万
公認会計士・税理士⇒800万から2千万
公務員⇒660万から900万
一級建築士700万前後
薬剤師⇒550万前後
子供が将来なりたいとよく口にする仕事だと
警察官⇒700万前後
銀行員⇒620万から1千万
上場企業会社員⇒580万前後
消防士⇒640万前後
大工さん⇒460万前後
プログラマー⇒410万前後
ここで注意しなくてはいけないのが
賃金格差の激しい職業の存在。
例えば、美容整形医師の場合、
人気のある先生は3千万以上も稼いでいるし、
開業医師の場合なら、4千万以上も多い。
歯科医師も収入格差が激しい。
それに比べると上場企業会社員などは
定年間近の55歳前後でも1千万前後で、
その幅はせいぜい400万くらいだ。
勿論、役員になれば数千万円にはなるが・・・
中には、平均年収が2千万を越す会社もある。
M&Aの仲介をしている従業員40人の会社で、
社員の平均年齢がなんと30歳である。
こんな稀有な例も知っていないと恥をかく。
職業選択の相談において、
やりがいとか適性などは最重要だが、
老後を考えると、給与も大切な要素だから。
In selecting your occupation,
you must consider whether it suits you or not.
But I think that
a wage is as important as fitness.
But, If you spoil your health by the work you chose,
you should change your occupation.
Because it goes without saying
that health is more important than wage.