説得放棄

自分の考え方を相手に押し付けなくなった
相手のミスを責めることもかなり減った。
家族間でも、友人間でも、仕事仲間でも。
「分かってもらおうとすること自体が疲れる」
という考え方をするようになったのだ。

若い頃は家族とも、社員とも随分話し合った。
何とか己の主張を分かってもらおうと
午前様になるまで話したことも・・・
今ではそんな自分がとても懐かしい、
もうそんな優しい?ことはめったにしない。

今は、話さなくても分かり合える人がいい。
分かり合うために話し合うのは面倒くさい。
きっと、それを「年を取った」というのだろう。

時間貸し運営会社大手の営業マンが来た。
「1車室月5万円で土地を貸してください」と。
実際には月8万も稼いでいるから
全然話にならない申し入れだ。
が、いちいちそんな詳細な説明をする気もない。
「今のところ貸す気はない」
と一言だけ伝えて帰ってもらった。

工事の工程を守らない工事屋さんや
約束の時間を違える業者さんを
責めたりはしない。ただ、縁を薄くするだけ。
責める時間がもったいないし、心が疲れる。
そんなストレスで身体を壊したくもない。

説明して分ってもらう必要もないのに、
若い頃は、説得に無駄な時間を使った。
「それが若さ」という感じもする。
今は、自分の意見を分からせようとする時間を
もっと楽しいことに使うことにしている。
だから、仕事の能率もかなりよくなった。

これって進歩?ただの高齢化?

I never spend my time for persuasion.
We have to use our limited time effectively.
I never spend my time for preaching.
We have to use our limited time happily.
I never spend my time for the argument.
We have to use our limited time creatively.
.
Never blame.
Never preach.
Never react.

This is my favorite motto.

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