庵文化(3)

庵の村での老人力とはどんな力なのだろうか。

より少ないお金で人生を楽しむ力
そのためには人としての教養が要るようにも思う。
例えば、本を書いたり、絵を描いたり、陶芸をたのしんだり・・・
もちろん自給自足が理想だから、釣りや農業の知識も必要だ。

より少ない生活費で豊かに生きる力
当然男にも自炊能力が求められる。
私の提唱する庵では電気はソーラー発電である。
こうした今の時代の庵でなければ
誰もこの村には来ないだろうから。
夏は涼しく、冬は暖かい快適な庵だが
毎月の生活費を削る力は必要だ。

健康を維持する力
庵の村は老人ホームではないので
自立して生きられなければならない。
健康で生きるための知識は多ければ多いほどいい。

嫌なことを忘れる力
まだ良く分からないのだが
ボケとは老人の特権のような気がする。
いい思い出だけに浸って生きていけたら
こんな楽しいことはない。
当然楽しい分、包容力もある筈だ。

家族とつながる力
他人に迷惑をかけない年寄りとは
家族に大切にされる人だと考える。
家族に見放されるような人格では
老人力があるとは言えない。

こんな力のある人たちが集う庵の村
何かほのぼのとした理想郷が思い浮かんでくるではないか。
そうだ、明日も千葉へ行こう。

※「小さな家」から見たレマン湖

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