威力業務妨害罪

それなりに責任のある地位で仕事をしている。
だから、クレーム対応技術は欠かせない。
クレーマーをプリズンに入れたこともある。

「責任者を出せ」
最初にこう言う輩ほど無知である。
だから、やり取りをテープに残し、
最後はこちらがクレーマーを訴える。
刑法234条、「威力業務妨害罪」で。
3年以下の懲役または50万円以下の罰金。

「お前の態度はなんだ、店長を呼べ」
銀行やファミレスでよく見かける風景。
この程度で逆に自分が訴えられるとは
よもや思ってもいないだろうが・・・

店内で大声を出したり、
テーブルを叩いたり、
拳を振り上げて恐怖心を与えれば、
これはもう立派な「威力業務妨害」
証拠さえ残しておけば勝訴間違いなし。

クレーマーが特に使ってはいけない言葉は
「この町で商売を出来なくしてやる」
この一言で完全に地獄行きになってしまう。

一流企業のサラリーマンなら、
この一言一行一発でプリズン行き。
人生のお仕舞いである。

だから、世間を甘く見てはいけない。
大会社では偉くても、世間に出れば、
偉くもなんともないのだから。

先日の出来事。
「ここに車を止めるな」と怒鳴った輩を警察に。
道路交通法の詳細を何も知らずに、
偉そうに私に注意したのがそもそもの間違い。

道路は全て駐車禁止と思っている
かなり無知なおじさんだった。
「注意した自分がなんで警察に?」
唖然とした顔をしていたのが印象的だった。

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