商売をしている人ならいつかは東京を目指すべきだ。
ともかく、東京の経済力は桁違い。
そのおこぼれを頂戴する人としない人でもかなりの差が出る。
横須賀で塾を展開した校舎のいくつかは
今もテナントビルとして借りてもらっている。
その家賃を東京の家賃と比較すると
余りの違いに愕然とする。
横須賀に堀の内という駅がある。
そこから2分のところの3LDK(約60?)を
昨年の11月まで11万円で貸していた。
12月にリフォームをして1月から外人が入居した。
家賃は何と15万、私としては「してやったり」と大満足。
しかし、この幸せが友人の話を聞いてから半減した。
彼も同じくらいの広さのマンションを貸している。
場所は恵比寿の駅から7分の一等地
久しぶりに会ってその家賃を聞いて驚いた。
何と、月に35万円以上だという。
2倍以上だ。
もちろん土地の値段も違うから
建築費は同じでもマンション価格は約2倍くらいにはなる。
とはいえ、こんな賃貸マンションを5戸も持っていたら
月の家賃収入は180万。
「5棟・10室」というのが個人事業主としての課税基準
当然賃料が月額180万円でも5室では事業税はかからない。
横須賀でこれだけ稼ごうとすると10室以上になるから
事業税はばっちり取られる。
これでは間尺に会わない。
それに維持費は横須賀も東京も違いがない。
それやこれやで東京で走っている車が
高級車ばかりなのが納得できる。
ああ、東京は夢の都、金の都、グルメの都。