楽々人生マッピング

ボランティアのもう一つの側面
ボランティアと言えば、聞こえはいい。
確かに、結果としてみたら社会貢献はいいことだ。
ただ、問題なのはその入り口の部分。
難しいことに挑戦する意気地が失せて、
仕方なくボランティアを選択している人もいるということ。
始めに、「そんな寂しい潜在意識がないか」を自らチェックすべきだ。
「金儲けよりボランティアの方が美しから」といのでは余りに寂しい。
「もう金、金、金の世界は嫌だ」なんていかにも格好がいいが、
本当はお金を生み出すエネルギーがなくなってしまったのではないか?
もしそうなら、人知れずひっそりとボランティアに汗を流そう。
絶対に「ボランティアをしている」なんて大きな顔をしない方がいい。
「小学生を集めて少年野球のコーチをしている」なんて自慢げに言う人がいた。
定年退職後のこんな時間の過ごし方はいかにも魅力的だ。
でも、そんな人が少年たちの母親にちょっかいを出したりしている話も聞く。
ボランティアという美しい言葉の裏でいろいろと悪事を画策している人もいる。
災害地に赴いて、被災者に手を貸す若者たちには頭が下がる。
しかし、本業で稼いで税金を多く納める人も同等かそれ以上に美しい筈だ。
彼らの納める税金で自衛隊員が被災地で活躍していることを忘れている人が多すぎる。
こうして経済的に国を支えている人が次々とこの日本から消えたらどうなるか。
国民がボランティアばかりに勤しみ、税金を納める人がいなくなったらどうなるか。
高額納税者を苛める野党の政治家の姿勢がいつか日本を根底からダメにする。
ボランティアはしないが高額な税金を納める経済人なくして国は成り立たない。
そんな大事な人の足を引っ張るような変な風潮を作るのだけは止めよう。
マスコミもそんな視点での報道を見直し、バランスの取れた報道をしたらいい。
「弱者に優しい日本」の行く末には世界の舞台で経済的に取り残された
貧しく暗い日本の未来が待っているような気がしてならない。
既に日本の経済指標ランキングの凋落がそれをはっきりと暗示している。
不景気のかなりの部分がこんな日本の風潮が原因になっているように思えて・・・
ボランティア礼賛番組を見ていて、そんな杞憂?が頭を過ぎった。
自分が高額所得者なのに、「金持ちは日本を出て行け」なんて
受けのいい言葉で著書の売上げを伸ばす森永卓郎的人間には呆れてしまう。
ニタニタしながら弱者を食い物にする屑人間に騙されてはいけない。

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楽々人生マッピング への2件のフィードバック

  1. ekatuki のコメント:

    海外買い付け商人と小売商のあいだにいます。
    「「弱者に優しい日本」の行く末には世界の舞台で経済的に取り残された
    貧しく暗い日本の未来が待っているような気がしてならない。」
    と思っている海外買い付け商人は10人中8,9人が海外生活をしてます。
    「日本で暮らしても金ばっかかかんじゃん」ってな方々です。
    歌手やプロのスポーツ選手だけでなく、買い付け商人ももはや永住権獲得に乗り出しています。
    また、その軍団で発展途上国内の廃校や古いリゾートマンションを買って老人ホームでもやろうか?という計画もあちらこちらで出ています。
    そのうち日本には主だった方がいなくなっちゃうのでは?と考えてしまいます・・・。

  2. 高木 のコメント:

    随分具体的な話ですね。
    私の友人の東南アジアでの活躍を聞いていても
    日本の将来は暗いと確信せざるを得ないことばかりです。
    ということで、私も何とか活躍の場を海外に求めたいと思っているんです。
    今度会ったらその辺のところをじっくり話し合いたいな。
    死ぬまで現役でいたい男より!

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