多才多職

時代の変化が恐ろしいほど早い。
50年前、成人した頃に元気だった会社が、
いつの間にか消えていることがとても多い。

あの頃、三洋電機やシャープは元気だったが、
三洋は消え、シャープは身売りした。
あの東芝やパナソニックに就職した教え子は、
3年前に倒産の危機を感じて早期退職をした。
信じられないような時代の変化だ。

同じように消えた仕事もたくさんある。
鍛冶屋、砥ぎ屋、版下屋、貸本屋・・・
お世話になった懐かしい景色も消えていく。
グランドキャバレー、商店街、駄菓子屋
街の電気屋、洋品店、喫茶店、・・・

横須賀の友人の多くが今でも聞く、
「高木、今何やっているんだ?」
時流に合わせて生きているから、
自分の職業の説明には時間がかかる。
というよりは、話すのすらもう面倒くさい。

生涯同じ会社、同じ仕事がベストだなんて、
思ったこともないし、すすめたこともない。
変化の激しい時代にはそぐわない考えだ。、
特に男社会では・・・

生涯安泰だと思われている
専門職の最たるものが「医者」「弁護士」
しかし、これほど大変な仕事もない。
自分が病気にでもなれば、もう無収入だ。
早死にした医者の知人もたくさんいる。

だから、医者になった教え子に言う、
「才能を磨いて多才になって、
他の収入源も確保しておくように」と。

常に色々なことに興味を持ち、
深く掘り下げて勉強する習慣を身につけ、
どんな時代の変化にも対応できる
「多才多職」を奨励している。

Is it good to stay at the same job ?
I never think so.
I changed my job so many times in my life.
I wanna be sensitive to the changing times.
If we give up keeping up with new trends,
we won’t be able to succeed in life.

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