旅以上の放浪生活

久しぶりに電話をかけてきた友人の弾む声。
「9月は与論島に10日間、西表島に10日間旅をしていたのよ」と言う。時間を忘れて、旅に身を任せた生活を楽しそうに語ってくれる。
夫を亡くして、自由の身になって3年。
今の生活を心から楽しんでいるようだ。

「10月は長野の秋を堪能したわ。軽井沢に3日、小布施に2日、諏訪に4日と泊まり歩いたけど、日本の秋はいいわね」と話が尽きない。

思えば、学生時代は旅ばかりしていた。
アメリカや東南アジア、ヨーロッパと2年間も旅の生活をしていた。だからだろうか、友人の旅行の話を聞いても心から「良かったね」と素直に言える自分がいる。

そんな私は、美しい海や丘のある三浦半島で、
観光協会の役員をやりながら、そこでの素晴らしい旅以上の非日常生活を謳歌している。
パッキングして時間を気にして移動する旅もいいが、「三浦に定住、毎日が放浪生活」もそれはそれで移動する旅以上の良さがある。

目の前に湘南の海を望み、朝の天気次第で、
「今日はウィンドサーフィン」
「今日は釣り」
「今日はゴルフだ」と
気ままに生きている77歳。

海あり丘あり歴史あり、
美味しい店ありキャンプ場あり温泉あり、
友あり孫あり船ありのエキサイティング生活。
箱根、富士五湖、東京、MMを庭にして、
「泊まり歩きの定住生活」って最高!!!

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